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2013年度
翻訳出版事業─「ジャパニーズ・ミラーズ」シリーズ─「五体不満足」ベトナム語版を出版

経営はロマンだ!

(1)ベトナム語出版

書名 五体不満足(講談社刊)
著者 乙武 洋匡
訳者 樋口 ホア

本作品はベトナムで4冊目、「ジャパニーズ・ミラーズ」シリーズでは33冊目の作品となります。
著者乙武氏の自叙伝である「五体不満足」をベトナムの多くの国民の皆さんに読んでいただくことを通じて、生まれながらにして四肢を持ち合わせなかった著者の人生から努力と周囲の協力の必要性を理解していただき、そして何よりも、希望と生きる力を得ていただけたら幸いです。

理事会を開催

3月14日(金)に当財団の理事会が大阪で開催され、2014年度の事業計画書等が承認されました。

詳細については、ホームページ上の「2014年度事業計画書」等をご覧ください。

翻訳出版事業─「ジャパニーズ・ミラーズ」シリーズ─「経営はロマンだ!」カンボジア語版を出版

経営はロマンだ!

(1)カンボジア語出版

書名 経営はロマンだ!
著者 小倉 昌男
訳者 ハック・セレイ

カンボジアにおける6番目の翻訳作品です。 この作品の著者である小倉昌男は、ヤマト運輸の経営者として、官僚の規制、理不尽な要求に毅然として立ち向かい、「宅急便」の名前で知られる小口貨物配送サービスを日本全国に普及させるとともに、同社を業界のトップ企業に育て上げました。会社の経営から退いた後は、障害者の自立をめざして、福祉事業に積極的に取り組んだことでも知られています。
この作品を通して、一経営者の硬骨な生きざまとともに、20世紀の日本の政治、経済の諸情勢の変化、そして文化にまで、思いを広げてご理解いただければ幸いです。

翻訳出版事業―「アジアの現代文芸」シリーズの電子書籍化について(ニュースリリース)

「アジアの現代文芸」の電子書籍化を進めています。

ニュースリリースはこちらをご覧ください。

アジアの現代文芸「ラオス現代文学選集」を翻訳出版

「アジアの現代文芸」シリーズの62冊目にあたり、ラオスとしては20年ぶりの2冊目になる以下の作品を、紙の書籍および電子書籍として出版しました。
紙の書籍は全国の公共図書館に寄贈します。電子書籍は「アジアの現代文芸 電子図書館」からご覧になれます。  

・作品名:ラオス現代文学選集
・著作者:ドワンチャンパー 他5作家
・翻訳者:二元裕子

ラオスの国土は日本の本州とほぼ同じ面積であり、山の多い地形、深い渓谷など、どこか日本に似通った地形を持つ東南アジアの内陸国です。

本作品集には、社会主義国ラオスの成立(1975年)前後から今日に至るまでの、ラオスの現代文学界を代表する作家6人(ドワンチャンパー、チャンティー・ドゥアンサワン、ブンタノーン・ソムサイポン、ブンスーン・セーンマニー、フンアルン・デーンビライ、ドークケート)による17編の短・中編を収録しています。
これらの作品には、ラオスの年齢、性別、社会階層、職業も様々な主人公たちの喜び、哀しみ、苦悩などが生き生きと描かれています。
本書を通じて、現代ラオスの人々の社会、生活、習慣、考え方などとともに、その背後にある歴史、風土にまで、思いを広げてお読みいただければ幸いです

教育支援事業―小学校竣工式(ラオス)、建設校訪問・図書寄贈(カンボジア・ラオス)、文房具寄贈(ミャンマー)など

(1)学校建設事業

1) 建設校の訪問・視察―カンボジア―

大同生命創業100周年記念事業建設校であるプームトメイ小学校(2003年9月竣工)を11月21日、オーニョー小学校(同左)およびプアーク中学校(同左)を11月22日に訪問・視察し、学校長等から竣工後の管理・運営状況、教育環境等を聴取しました。

プームトメイ小学校の
授業風景

現在のオーニョー小学校

プアーク中学校の生徒達

2) 2011年度建設校「ヒンテーク校」の竣工―ラオス―

勉学環境に恵まれないラオスにおける学校建設推進のため、一般財団法人民際センター(東京)の協力により、2012年12月から建設を進めていたサヴァンナケット県のヒンテーク校が6月に竣工し、11月26日に竣工式が行われました。
竣工式には、学校長・教員・生徒全員に加えて、村長をはじめとする主だった住民が参加しました。郡教育局長からの建設事業報告、当財団からの贈呈の辞、学校長からの感謝の辞、県副知事の祝辞等に続いて、テープカット、記念植樹、副知事による校舎視察が行われ、ヒンテーク校の竣工を盛大にお祝いしました。
ヒンテーク校には、生徒の学習援助のために学用品・運動用具を併せて寄贈しました。

ヒンテーク校全景

生徒代表スピーチ

副県知事等とテープカット

副知事と記念植樹

校長、先生達へ学用品・
運動具を贈呈

生徒達による交流の踊り

3) 建設校の訪問・視察-ラオス-

大同生命創業100周年記念事業建設校であるシヴィライ校(2004年6月竣工)を11月25日、および当財団が建設したナノン校(2012年7月竣工)を11月24日、ウンパウン校(2011年2月竣工)を11月25日に訪問・視察し、学校長等から竣工後の管理・運営状況、教育環境等を聴取しました。

休憩時間に体操をする
シヴィライ校の生徒達

現在のナノン校

ウンパウン校の学校長・
村民からのヒアリング

(2)学校支援事業

1) カンボジアの小学校に図書を寄贈

11月21日、建設校のプームトメイ小学校を訪問・視察した際に、生徒の学習援助のために持参した学習図書(275冊)およびカンボジア語版「本田 宗一郎 夢を力に」(2010年12月 当財団出版)を寄贈しました。
また、11月21日にプームトノル小学校、22日にソンダン小学校を訪問し、生徒の学習援助のために持参した学習図書(275冊)を寄贈しました。

プームトメイ小学校の
先生と寄贈図書

プームトノル小学校の
校長に図書を寄贈

ソンダン小学校の校長・
先生達に図書を寄贈

2) ラオスの小学校に図書を寄贈

11月26日、ヒンテーク校の竣工式に合わせて、生徒の学習援助のために持参した学習図書(102冊)およびラオス語版「本田宗一郎 夢を力に」(2012年111月 当財団出版)を寄贈しました。
また、11月25日に建設校のウンパウン校、26日にサイヤペット校を訪問し、持参した学習図書(ウンパウン校102冊、サイヤペット校140冊)およびラオス語版「本田宗一郎 夢を力に」(2012年11月 当財団出版)を寄贈しました。

寄贈図書とヒンテーク校
の生徒達

寄贈図書に集まるウンパ
ウン校の生徒達

サイヤペット小学校の校長に
「本田宗一郎 夢を力に」を寄贈

3) ミャンマーの寺子屋に文房具を寄贈

大同生命創業100周年記念事業で建設したピンレーブ寺、ミガダーウォン寺およびナツマウツ寺の勉学環境に恵まれない子どもたちに、11月15日、現地協力者を通じて学習支援として持参した文房具(ノート、鉛筆、ボールペン)を寄贈しました。

ピンレーブ寺寺子屋で
僧侶に文房具を寄贈

ミガダーウォン寺寺子屋
で僧侶に文房具を寄贈

ナツマウツ寺寺子屋で
僧侶に文房具を寄贈

翻訳出版事業―「アジアの現代文芸」シリーズの電子書籍化について(ニュースリリース)

「アジアの現代文芸」の電子書籍化を進めています。

ニュースリリースはこちらをご覧ください。

アジアの現代文芸「ベンガル詩選集『もうひとつの夢』」を翻訳出版

「アジアの現代文芸」シリーズの61冊目にあたり、インドとしては8冊目になる以下の作品を紙の書籍および電子書籍として出版しました。
紙の書籍は全国の公共図書館に寄贈します。電子書籍は「アジアの現代文芸 電子図書館」からご覧になれます。  

・作品名:ベンガル詩選集「もうひとつの夢」
・著作者:ジボナノンド・ダーシュ 他6詩人
・翻訳者:丹羽京子

本書は、現代ベンガル詩を代表する詩人7人(ジボナノンド・ダーシュ、ブッドデブ・ボシュ、シュバシュ・ムコッパダエ、ションコ・ゴーシュ、ショクティ・チョットパッダエ、ビノエ・モジュムダル、ジョエ・ゴーシャミ)の作品98編を収録しています。

ベンガルは、1913年にノーベル文学賞を受賞したタゴールが詩聖として世界中に広く知られているように、「詩の国」とも呼ばれています。

一方、宗教的対立がもとで、現在はインドとバングラデシュに分断され、歴史・民族・宗教的に複雑な事情を抱えている地域でもあります。

タゴール亡き後、インド・パキタンの分離独立とその後の混乱の時代を生き抜き、タゴールを超えようとした詩人たちの多彩で豊穣な詩の世界を味わっていただければ幸いです。

2013年度大同生命地域研究賞贈呈式を開催いたしました

2013年度(第28回)大同生命地域研究賞選考委員会(委員長:原 洋之介氏)が5月23日に大阪市で開催され、次の方々が受賞者に決定いたしました。

受賞者に対する贈呈式は、7月12日にクラブ関西(大阪市)で開催いたしました

2013年度大同生命地域研究賞受賞者の決定および贈呈式の開催(ニュースリリース)

2013年度(第28回)大同生命地域研究賞の受賞者を決定いたしました。受賞者ならびにこの賞に関する詳細は、こちらをご覧ください。

理事会・評議員会を開催

5月17日(金)に当財団の理事会が、6月21日(金)に評議員会が開催され、2012年度の計算書類等が承認されました。
詳細については、ホームページ上の「2012年度事業報告書」等をご覧ください。