このたび、2025年度「大同生命地域研究各賞」受賞者による講演を、YouTubeにてオンデマンド配信することとなりました。
本講演会は、受賞者の研究成果をご紹介するとともに、本賞のさらなる認知向上を図ることを目的として実施したものです。
各講演は今後、財団の知的資産としてアーカイブ化し、地域研究の成果を広く共有するライブラリーとして活用してまいります。
ぜひご覧いただき、第一線で活躍する研究者による地域研究の知見に触れていただければ幸いです。
※講演タイトルまたは画像をクリックすると、YouTubeの動画ページが開きます。
(1) 大同生命地域研究賞
<加納 啓良 氏(東京大学 名誉教授)2025年度(第40回)大同生命地域研究賞 受賞メッセージ>

半世紀以上にわたりインドネシアを中心に取り組まれてきた社会経済史・地域研究の歩みと成果について、
お話しいただきました。
現地研究者との協働や国際的にも高く評価されてきた研究活動を振り返り、大同生命地域研究賞受賞への
思いを語っていただいています。
(2) 大同生命地域研究奨励賞(五十音順)。
<伊藤 亜聖 氏(東京大学社会科学研究所 准教授) 中国、アジア、新興国の経済を歩く>

中国を中心に、アジアや新興国の経済発展について、留学や現地でのフィールドワーク経験をもとに解説
いただきました。
地域に根ざした視点から、グローバル化やデジタル化が進む経済の実像をわかりやすく紹介しています。
<西 芳実 氏(京都大学東南アジア地域研究研究所 准教授)
内戦下インドネシア・アチェ州における地震津波災害後の社会変化と復興に関する学際的地域研究>

2004年スマトラ沖地震・津波と長期化した内戦を背景に、災害復興が地域社会にもたらした変化に
ついて ご講演いただきました。
長期フィールドワークの記録をもとに、災害と社会変容をともに捉える地域研究の意義を、具体例を
交えてわかりやすく解説いただいています。
<安岡 宏和 氏(京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科 教授)
コンゴ盆地熱帯雨林における人間と自然の関係――アンチ・ドムスの<生き方>について――>

アフリカ・コンゴ盆地熱帯雨林でのフィールドワークをもとに、人間と自然の関係についてご講演
いただきました。
狩猟採集民の暮らしを通して、「アンチ・ドムス」という現在社会を問い直す<生き方>について、
わかりやすく解説いただいています。
(3) 大同生命地域研究特別賞
<長 有紀枝 氏(立教大学大学院 社会デザイン研究科・社会学部 教授/特定非営利活動法人 難民を助ける会 会長)
「地域研究の視点を生かした」国際的な人道支援活動>

人道支援の基本的な考え方や、地域研究の視点が国際的な人道支援にどのように生かされるのかに
ついてご講演いただきました。
現場で直面する通訳・翻訳の課題など、長年の実体験をもとに、人道支援の最前線をわかりやすく
解説いただいています。