(1)学校建設事業
1) 2011年度建設校―ナノン校の建設状況―
勉学環境に恵まれないラオスにおける学校建設推進のため、一般財団法人民際センター(東京)の協力により、2011年11月から建設を進めていたサーラワン県のナノン校の建設状況を2月15日に視察しました。
現在は基礎工事とコンクリート床が完成、壁のブロック積みが2割程度進行しています。今年7月頃に竣工予定です。
建設中の校舎
ブロックレンガの成型作業
ブロックレンガ積み作業
2) 2012年度建設候補校の訪問・視察
一層の国際社会貢献と国際相互理解の促進を図ることを目的として、勉学環境に恵まれない東南アジア地域における地域住民の意識の改革と教育意識の向上を図るために、ラオスにおいては、2012年度も学校建設を推進します。
2012年度の建設校を決定するため、ラオス南部にあるサワンナケート県のヒンテーク校を2月14日に、サーラワン県のカナオ校、ラオ校を2月15日に訪問・視察しました。
視察では、学校長をはじめとする教員、村長をはじめとする住民代表より教育への情熱、学校建設への意欲、各県・各郡教育局の優先度、その他有効性、効率性を聴取しました。
視察結果をもとに当財団において3月中に建設校を決定し、早期に着工の予定です。
・建設候補校校舎風景
ヒンテーク校
カナオ校
ラオ校
・住民等からのヒアリング風景
ヒンテーク校
カナオ校
ラオ校
3) 大同生命創業100周年記念事業建設校を訪問・視察
大同生命創業100周年記念事業建設校であるシヴィライ校(2004年6月竣工)および当財団が建設したウンパウン校(2011年2月竣工)を2月14日に訪問・視察し、学校長や村民等から竣工後の管理・運営状況、教育環境等を聴取しました。
シヴィライ校の生徒達
ウンパウン校の生徒達
(2)学校支援事業
1) ミャンマーの寺子屋に文房具を寄贈
2月10日、大同生命創業100周年記念事業で建設したピンレーブ寺、ミガダーウォン寺およびナツマウツ寺の各寺子屋を訪問し、勉学環境に恵まれない子どもたちに、学習支援として持参した文房具(ノート、鉛筆、ボールペン)を寄贈しました。
ピンレーブ寺寺子屋で
僧侶に文房具を寄贈
ミガダーウォン寺寺子屋での
授業風景
ナツマウツ寺寺子屋で
生徒達と一緒に
2) ラオスの小学校に図書を寄贈
建設校を決定するために訪問した、サワンナケート県のヒンテーク校 (2月14日)、サーラワン県のカナオ校(2月15日)およびラオ校(同左)の3校へ、生徒の学習援助のために、学習図書およびラオス語版「宮澤賢治」(2010年3月 当財団出版)、「五体不満足」(2008年3月 当財団出版)を寄贈しました。
寄贈図書とヒンテーク校の
生徒達
寄贈図書とカナオ校の
生徒達
寄贈図書とラオ校の生徒達