(1)学校建設事業の目的
教育環境の劣悪な東南アジアにおいて学校を建設することにより、地域住民の意識の改革と教育意識の向上を図り、一層の国際社会貢献と国際相互理解の促進を図ることを目的として、ラオスにおいて学校建設を開始します。
(2)学校建設候補校の視察
ラオス南部にあるサワンナケット県ポンサワン校を11月15日に、同県ウンパウン校を同16日に、サーラワン県ナラオン校を17日に訪問・視察しました。
この視察は、学校長をはじめとする教員、村長をはじめとする住民代表より教育への情熱、学校建設への意欲、各県・各郡教育局の優先度、その他有効性、効率性を聴取し、建設校を決定するためのものです。
この建設候補校は、ラオスにおいて学校建設を推進している協力団体「一般財団法人民際センター(東京・新宿区、理事長:秋尾晃正氏)」が調査・作成した資料をもとに、当財団において8校の中から3校に絞り込んだものです。
なお、視察の結果を基に当財団において12月中に建設校を決定、来年3月に着工の予定です。
・建設候補校校舎風景
ポンサワン校
ウンパウン校
ナラオン校
・住民からの聴取風景
ポンサワン校
ウンパウン校
ナラオン校
(3)ラオスの各県教育局を表敬訪問
奨学金制度に対する協力・支援、あるいは、学校建設候補校選定に協力いただいた次の各県教育局を表敬訪問し、日頃のご支援・ご協力に対し謝辞を述べると共に意見交換を行いました。また、昨年3月に出版した「五体不満足 完全版」を各県教育局に寄贈しました。
11月16日 サワンナケット県教育局
11月18日 サーラワン県教育局、セコーン県教育局
・各県教育局訪問風景
サワンナケット県教育局
サーラワン県教育局
セコーン県教育局
(4)ラオスにおける大同生命100周年事業建設校を訪問・視察
大同生命100周年事業建設校であるシヴィライ校を17日に、また、ピアマイ校を18日に訪問・視察し、校長や住民よりその後の管理・運営状況、教育環境等について聴取しました。
シヴィライ校校舎
ピアマイ校校舎