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タイ
出版年月日 2016年12月28日
本書は、タイ文学界の重鎮セーニー・サオワポンによる随筆、評論、短編集です。
常に貧しき者、弱き者の視点で現代社会のひずみや矛盾を見据え、自由、公正、正義などの普遍的な問題を正面から問いかけたセーニー・サオワポン。
本書には彼の人生哲学や歴史観が凝縮されています。
タイ人としての誇りや、タイ文化への慈しみを常に抱き、人間を温かく見つめ続けたサオワポンの感性豊かな筆致から、タイ文学の真髄を味わっていただければ幸いです。