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プロフィール 
目的
財団法人大同生命国際文化基金は、大同生命保険相互会社(当時)の創業80周年を記念して、外務大臣の許可のもと、1985年(昭和60年)3月27日に設立しました。

わが国と諸外国との文化交流の実施、あるいは助成を行うことを通じて、国際相互理解の促進を図り、わが国の国際化に貢献することを目的としています。

平成22年11月には内閣総理大臣より公益認定を受け、同年12月1日に登記を完了し、「公益財団法人大同生命国際文化基金」に移行しました。
設立趣意  
生命保険事業は「共存共栄」、「相互扶助」という人間が取り得る高い理性的行動に、そのよりどころを求めるものです。大同生命は創業以来、一貫してこの理念に基づき、事業の拡大努力を通じて、国民福祉の向上に携わってきました。その傍ら「企業は社会の公器」との考えに立って、これまで育英事業、医学研究助成事業および健診事業などの分野で財団活動を含め、ささやかながらも社会貢献に努めてきた次第です。

大同生命は創業80周年を契機に、21世紀を展望し新しい企業のあり方について検討を重ねた末、その具体化の一環として、ここに、財団法人大同生命国際文化基金を設立しました。わが国の繁栄にとって最大の条件である世界平和の発展を志向する時代の要請に応え、いささかでもこれに貢献できることを願い、設立したものです。

この財団法人は、わが国の国際化に寄与する事業を行うほか、国ならびに地方自治体、および民間団体が行う国際交流事業に対して協力、あるいは助成を行い、もって国家社会への貢献を志向するものです。

メセナ国際賞受賞 (企業メセナ協議会) ・・・・・・ 1995年10月
国際交流奨励賞受賞 (国際交流基金) ・・・・・・ 2000年10月
第43回日本翻訳出版文化賞受賞 (日本翻訳家協会) ・・・・・・ 2007年10月
労働勲章第三等受章(ラオス人民民主共和国) ・・・・・・ 2013年2月
第8回モラエス賞(特別賞)受賞(モラエス賞実行委員会) ・・・・・・ 2021年10月

概要
設立年月日
1985年(昭和60年)3月27日
出捐者
大同生命保険株式会社
基本財産
21億円
事務局
事務局長 阪東 敏哉
住所
〒550-0002 大阪市西区江戸堀1-2-1
TEL
06-6447-6357
FAX
06-6447-6384
財団のあゆみ
1984年度
(昭和59年度)
外務大臣から財団法人大同生命国際文化基金設立の許可を得て、1985年3月27日に設立
1985年度
(昭和60年度)
  • 翻訳出版事業「アジアの現代文芸」シリーズを開始
  • 「協力・助成」事業を開始(~2008年度)
1986年度
(昭和61年度)
大同生命地域研究賞の贈呈」事業を開始
1987年度
(昭和62年度)
「大同生命地域研究賞」に『大同生命地域研究特別賞』を設置
1990年度
(平成2年度)
「大同生命地域研究賞」の贈呈が5回を迎えたのを機に
「大同生命地域研究奨励賞」の受賞者を1名から2名に増やした
1992年度
(平成4年度)
大同生命国際文化基金―Oxford University Press 学術出版基金」への取組みを開始
(~2001年度)
1995年度
(平成7年度)

「メセナ国際賞」(企業メセナ協議会)を受賞


  「アジアの現代文芸」プログラムの翻訳出版が、

  芸術文化の育成と振興に多大な成果をあげ、社会的にも

  大いに貢献したことが評価されました

1997年度
(平成9年度)
日本国内の外国人留学生に対する奨学金制度を開始(~2000年度)
1998年度
(平成10年度)
1999年度
(平成11年度)
東南アジア諸国の大学生等に対する
外国人奨学金制度を開始(~2013年度)
2000年度
(平成12年度)
「国際交流奨励賞」(国際交流基金)を受賞


  永年にわたり、世界各地域に関する学術研究の奨励と、

  日本と東南アジアの相互理解促進に多大な貢献をしたことが

  評価されました

2002年度
(平成14年度)
大同生命創業100周年記念事業の一環として、
東南アジア5ヵ国の学校建設に取り組み、
16校が完成(~2004年度)
2004年度
(平成16年度)
本財団が建設した学校を中心に教育支援(図書・文房具等寄贈)事業を開始
2007年度
(平成19年度)
「アジアの現代文芸」シリーズの『地獄の一三六六日』(カンボジア)が
第43回日本翻訳出版文化賞(日本翻訳家協会)を受賞
2009年度
(平成21年度)
民際センター(東京)の協力によりラオスで
学校建設に取り組み、4校が完成(~2014年度)
2010年度
(平成22年度)
11月に内閣総理大臣により公益認定を受け、12月1日に公益財団法人に移行
2011年度
(平成23年度)
「アジアの現代文芸」シリーズの『ジブリールの翼』(パキスタン)が
第47回日本翻訳特別賞(日本翻訳家協会)を受賞
2012年度
(平成24年度)
  • 「アジアの現代文芸」シリーズにおいて新刊・既刊の
    電子書籍化を開始。電子書籍は財団HPで公開(無料)
  • ラオスにおける学校建設、奨学金事業などを通じて、
    教育開発に顕著な功績をしたことが評価され、
    "労働勲章第三等"を受章
2015年度
(平成27年度)
  • 「大同生命地域研究賞」の贈呈が30回を迎えたのを記念して、若手・中堅研究者の支援を一層強化することにし、「大同生命地域研究奨励賞」の受賞者を2名から3名へと1名増やした
  • 「大同生命地域研究賞」の創設30周年を記念して2015年11月23日にシンポジウムを開催
2017年度
(平成29年度)
ジャパニーズミラーズ」シリーズにおいて「小
説 土佐堀川」のタイ語版を出版。タイ国内の学校や図書館等へ寄贈。
2019年度
(令和1年度)

アジアの現代文芸」シリーズの翻訳対象地域にイラン・トルコを追加

2021年度
(令和3年度)
当財団の助成によりヴェンセスラウ・デ・モラエス(※)がポルトガル語で出版した著作を日本語で出版。これが日本でのモラエス研究の基礎となったとして「第8回モラエス賞特別賞」(モラエス賞実行委員会)を受賞。
※ポルトガルの軍人、外交官、文筆家、日本文化研究家
役員(敬称略)
  理事長 北原 睦朗 大同生命保険株式会社代表取締役社長
  専務理事 阪東 敏哉*

大同生命国際文化基金事務局長

  理事  宇戸 清治 東京外国語大学名誉教授
  小笠原 敦子

池田泉州ホールディングス社外取締役

元毎日新聞社大阪本社副代表

  神長 善次 元駐ネパール大使
  工藤 稔 大同生命保険株式会社代表取締役会長
  島田 周平 京都大学名誉教授
  末廣 昭 東京大学名誉教授
  田中 耕司 京都大学名誉教授
  松原 正毅 国立民族学博物館名誉教授
  監事 林 幸二 弁護士
  古川 敬明 税理士

*は常勤、他は非常勤

                                             

(2024年4月1日現在)

評議員(敬称略)
  秋道 智彌
  石毛 直道
   山梨県立富士山世界遺産センター所長
   国立民族学博物館名誉教授
  山東 昭子
   参議院議員
  須藤 健一
   堺市博物館館長
  武田 佐知子
  立本 成文
   大阪大学名誉教授 元大阪大学理事・副学長
   京都大学名誉教授
  谷中 伸行
  平田 保雄
   大同生命保険株式会社取締役専務執行役員
   株式会社日本経済新聞社参与 公益社団法人日本経済研究センター参与
  プートン・カニタ
 パーソナリティ
  (松尾カニタ)

 

(2024年4月1日現在)