アジアの現代文芸の翻訳出版
パキスタン
出版年月日 2022年12月 2日
永遠の書
- 著者
- :ムハンマド・イクバール 著
- 翻訳者
- :片岡弘次 訳
- 総頁数
- :357
パキスタンの「国民的詩人」ムハンマド・イクバールは20世紀南アジアを代表するウルドゥー語、ペルシア語詩人です。
詩的技巧に優れた『ジブリールの翼』や哲学的思考に力点が置かれた『ムーサーの一撃』、彼の思想・哲学の集大成である『ヒジャーズの贈物』などがあります。
この叙事詩は、ダンテの「神曲」からヒントを得たイスラーム版の神曲です。醜悪と悪徳に満ちた世界を新しい世界に導く壮大な未来指向の作品です。
未来を詩に託したイクバールの美しく壮大な世界観を感じとっていただければ幸いです。