アジアの現代文芸の翻訳出版
インドネシア
出版年月日 1992年4月20日
チバラックの丘の麓で
- 著者
- :アフマッド・トハリ 著
- 翻訳者
- :山根しのぶ 訳
- 総頁数
- :241
中部ジャワののどかな農村、タンギル村。チバラックの丘の麓のこの村にも近代化の波が押し寄せます。古い因習をひきずりながら否応なしに新しい生活様式へと変化を遂げていく村を背景に、ひとりの青年を中心にさまざまな人間模様を描くこの作品は、アフマッド・トハリ氏の最初の長編小説です。1978年にジャカルタ芸術家賞を受賞しています。中部ジャワののどかな農村に暮らす人々の姿を生き生きと描いており、普遍的な人間の営みを垣間見ることができます。