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アジア各国語への翻訳出版 「ジャパニーズ・ミラーズ」

日本の政治・経済・歴史・環境問題・人物伝等日本の辿ってきた道を参考に、あるいは戒めとして、アジア諸国の日本研究者、一般市民等へ情報を提供し、アジア諸国において「日本」という国のより一層の理解を進めることを意図したものです。
この出版プロジェクトを「ジャパニーズ・ミラーズ」と名付けています。

タイ
「日本文明77の鍵」

日本文明77の鍵

梅棹忠夫編(創元社刊)
チュラロンコーン大学日本語学科スタッフ有志訳
「野口英世」

野口英世

馬場正男 著(ポプラ社刊)
ポーンアノン ・ニヨムカ 訳

1999年12月、タイ・バンコクにある「泰日経済技術振興協会」(Technology Promotion Association (Thailand-Japan) Publishing Department)から出版され、タイ国文部省小学校局を通じて各小学校へ、またシリントン財団を通じて遠隔地の小学校に寄贈致しました。
「日本の難問」

日本の難問

佐和隆光 著(日本経済新聞社刊)
松尾カニタ 訳

2000年7月、タイ・バンコクにある「タイ国社会人文科学文献出版促進計画基金」 (The Foundation For the Promotion of Social Sciences and Humanities Textbooks Project)から出版されました。タイ国内の図書館等に寄贈致しました。
「父が子に語る昭和史」

父が子に語る昭和史

保坂正康 著(双葉社
ソイスダー ナラノーン 訳/プラニー チョンスッチャリットタム 訳

2001年6月、タイ・バンコクにある「タイ国社会人文科学文献出版促進計画基金」(The Foundation For The Promotion of Social Sciences and Humanities Textbooks Project)から出版されました。タイ国内の大学、図書館等に寄贈いたしました。
「大競争時代の通商戦略」

大競争時代の通商戦略

細川恒 著
松尾カニタ 訳

今回の図書は、「ジャパニーズ・ミラーズ」シリーズの8作目に該当するものです。本書は、長年、通商交渉の最前線にいた著者の貴重な経験を踏まえた考えがまとめられており、タイ語版の出版を通じ、タイの人々が大競争時代を生きるうえで大きなヒントになるものと思われます。
「宮沢 賢治」

宮沢 賢治

西本鶏介 著(ポプラ社刊)
ポーンアノン・ニヨムカ 訳

タイ語版の6作目です。やさしい心をもち、自然のなかに生きた宮沢賢治は、今も愛される多くの詩、童話を残しました。 タイの図書館、学校に約2,000冊を寄贈しました。
「橋をかける」

橋をかける

美智子皇后 著(すえもりブックス刊)
ポーンアノン・ニヨムカ 訳

1998年にインドで開かれた国際児童図書評議会(IBBY)世界大会で、皇后美智子さまが自らの読書体験をビデオで語られ、世界的に反響を呼びました。この講演集の内容に感動したThai BBYの専務理事である訳者の手により、タイ語に翻訳されたものです。
「本田宗一郎 夢を力に」

本田宗一郎 夢を力に

本田宗一郎 著(日本経済新聞社
松尾カニタ 訳

タイ語版の8作目です。タイの学校、図書館などに寄贈させていただきました。
本田宗一郎の生き方、人間的魅力をとおして日本人のたくましさや生き方を、タイの人々に理解していただければ幸いです。
「一休」

一休

木暮正夫 著(ポプラ社
ポーンアノン・ニヨムカ 訳

タイ語版の9作目です。タイの学校、図書館などに寄贈させていただきました。
タイの多くの人々に、「とんち話」だけでなく、一休禅師の生い立ち、生き方を理解していただければ幸いです。
「14歳の君へ」

14歳の君へ

池田晶子 著(毎日新聞社刊)
宇戸マリー 訳

本書はタイにおける10作目の翻訳作品です。なぜ人は生きるのか?何のために生きるのか?よりよく生きていくために考えておきたい事柄を「友愛」「個性」など16のキーワードにまとめ、好評を博した「人生の教科書」です。タイの若い世代にも人生を送るための指針として読んでいただければ幸いです。
「手塚治虫」

手塚治虫

国松俊英 著(ポプラ社刊)
小林マリナ 訳

本作品はタイにおける11作目の翻訳作品です。マンガとアニメーションの新しい世界を切り拓き、人びとに夢と希望を与え続けた “マンガの神様” 手塚治虫の生涯をタイの多くの国民の皆さんに読んでいただくとともに、60年の生涯を通して自分の理想に向けて創造的な努力を続けた手塚治虫の生き方を理解していただき、そして何よりも希望と生きる力を得ていただけたら幸いです。
「小説 土佐堀川」(訳本タイトル:日本の女性実業家のさきがけ -広岡浅子-)

小説 土佐堀川

古川智映子 著(潮出版社刊)
松尾カニタ 訳

本作品はタイにおける12作目の翻訳作品です。
大同生命の創業に携わった人物の一人で、テレビドラマ「あさが来た」のヒロインのモデルにもなった女性実業家・広岡浅子の生涯を描いた話題作をタイ語に翻訳しました。
近代日本における女性実業家の先駆けとなった広岡浅子の “どんな困難にあっても決してあきらめず、常に前向きに挑戦し続ける九転十起の精神” が余すところなく展開されます。
波乱に満ちた生涯を駆け抜けた女性、広岡浅子の一代記を多くのタイの人々に読んでいただければ幸いです。
フィリピン
「TOTTO-chan」

TOTTO-chan

「窓際のトットちゃん」
黒柳徹子 著
ロザリオ・トレースユー 訳

パキスタン
「百葉花」第1巻
「百葉花」第2巻
「百葉花」第3巻

百葉歌 百葉歌 百葉歌

鈴木 斌/ムハンマド・ライース共編訳
日本人の心の原点ともいえる「萬葉集」の中から代表的名歌を選び、ウルドゥー語の五行詩に翻訳
カンボジア
「日本近代短編名作集」

日本近代短編名作集

(芥川龍之介、森鴎外編)
ペン・セタリン 訳

芥川龍之介 著:「鼻」「蜘蛛の糸」「魔術」「杜子春」「仙人」「蜜柑」「はんけち」
森鴎外 著 :「山椒大夫」「高瀬舟」「最後の一句」
上記作品がカンボジア語に翻訳され、カンボジアで出版された最初の作品です。カンボジアの大学、図書館等に寄贈させていただきました。
「野口英世」

野口英世

馬場正男 著
ペン・セタリン 訳

本書はカンボジアにおける2作目の翻訳作品です。カンボジアの大学、学校、図書館等に寄贈させていただきました。「野口英世」は4ヶ国語での翻訳出版となりました。
「宮沢賢治」

宮沢賢治

西本鶏介 著(ポプラ社
ペン・セタリン 訳

カンボジア語版の3作目です。学校や図書館、政府研究機関等に寄贈させていただきました。
カンボジアの多くの人々に、優しい心を持ち自然の中に生きた「宮沢賢治」の生き方を理解していただけたら幸いです。
「五体不満足 完全版」

五体不満足 完全版

乙武洋匡 著(講談社刊)
ペン・セタリン 訳

本書はカンボジアでの4作目、「ジャパニーズ・ミラーズ」シリーズの23作目の出版となります。
自叙伝である「五体不満足 完全版」をカンボジアの多くの国民の皆さんに読んでいただき、生まれながらにして四肢を持ち合わせなかった著者の人生を通じて、自身の努力と周囲の協力の必要性を理解していただくと共に、希望と生きる力を得ていただけたら幸いです。
本書はカンボジアの学校や図書館に寄贈いたしました。
「本田 宗一郎 夢を力に」

本田 宗一郎 夢を力に

本田宗一郎 著(日本経済新聞社刊)
スワイ・レン 訳

本書はカンボジアにおける5作目の翻訳作品です。
カンボジアの学校、図書館などに寄贈させていただきました。
本田宗一郎の生き方、人間的魅力を通して日本人のたくましさや生き方を、カンボジアの人々に理解していただければ幸いです。
「経営はロマンだ!」

経営はロマンだ!

小倉昌男 著(日本経済新聞出版社刊)
ハック・セレイ 訳

カンボジアにおける6作目の翻訳作品です。
この作品の著者である小倉昌男は、ヤマト運輸の経営者として、官僚の規制、理不尽な要求に毅然として立ち向かい、「宅急便」の名前で知られる小口貨物配送サービスを日本全国に普及させるとともに、同社を業界のトップ企業に育て上げました。会社の経営から退いた後は、障害者の自立をめざして、福祉事業に積極的に取り組んだことでも知られています。この作品を通して、一経営者の硬骨な生きざまとともに、20世紀の日本の政治、経済の諸情勢の変化、そして文化にまで、思いを広げてご理解いただければ幸いです。
「二宮金次郎」

二宮金次郎

木暮正夫 著(ポプラ社刊)
ペン・セタリン 訳

カンボジアにおける7作目の翻訳作品です。
二宮金次郎は1787年に生まれ1856年に亡くなった、日本の江戸時代後期を代表する農政家・思想家です。
貧しい農民の子に生まれながらも、子どものころからよく働き、勉強熱心だった金次郎は、その知恵と経験を生かして農民を指導し、たくさんの貧しい農村を救います。
「報徳思想(人は天・地・人の徳に報いるために,自ら徳行を実践しなければならないという考え)」を唱えて「報徳仕法(節約・貯蓄を中心とする農民の生活指導などを通じて農業経営の立て直しと農村復興をはかる方法)」と呼ばれる農村復興政策を指導する偉業をなしとげた二宮金次郎の努力の生涯をご理解いただければ幸いです。
「カンボジアに村をつくった日本人」

カンボジアに村をつくった日本人

森本喜久男 著(白水社刊)
クリ・メンアン 訳

カンボジアにおける8作目の翻訳作品です。

消えかけた貴重なクメール織りの伝統技術を受け継ぎ、現代に復活させることで、シェムリアップ郊外に織物の村「伝統の森」をつくりあげた森本喜久男氏の取り組みの軌跡が紹介されています。

世界でも注目される「自然環境再生プロジェクト」実現に向けての、さまざまな苦労や努力、人の絆の大切さなどがいきいきと描かれています。かつて京都の手描友禅職人として活躍していた日本人が、異国のカンボジアで一生懸命頑張っている姿を多くの現地の人々にも知っていただければ幸いです。

※森本喜久男氏は、「2012年度 大同生命地域研究特別賞」を受賞しています。
「中島敦短編集」(山月記、弟子、名人伝、李陵)

中島敦短編集

中島敦 著
ペン・セタリン 訳

カンボジアにおける9作目の翻訳作品です。

詩人になりそこねて、虎になってしまった男が自らの数奇な運命を語る『山月記』、漢と匈奴との間で苦悩する李陵をはじめ三名の人物が、自らの運命と真摯に向き合い、懸命に生きる姿を描いた『李陵』など、人間の尊厳や自然に対する愛情に満ちあふれ、かつ物語性にも富んだ中島敦の世界をカンボジアの人々に紹介いたしました。

インドネシア
「松下 幸之助 ~光と夢をもとめつづけた90年~」

松下 幸之助 光と夢をもとめつづけた90年

岡本文良 著(PHP研究所刊)
オー・アイ・リン 訳/染谷臣道 監修

インドネシア語での最初の作品です。パナソニックの電器製品は、インドネシアでもよく知られいます。
松下幸之助の一生を感動的に描く物語であり、スマトラ島、ジャワ島、バリ島の小、中学校に約3,000冊寄贈しました。
「芥川龍之介の「鼻」、「羅生門」と「藪の中」の対訳と解説」

芥川龍之介の「鼻」、「羅生門」と「藪の中」の対訳と解説

芥川龍之介 著
バンバン・ウィバワルク 訳・解説

訳者は、インドネシア大学文学部で教鞭をとっている日本文学の研究者です。今回の翻訳図書は、インドネシアの図書館、大学、高校に配布され、かつ対訳と解説ということで、日本文学と日本語を学ぶ多くの人々のお役に立てれば幸いです。
ミャンマー
「野口 英世」

野口 英世

馬場正男 著(ポプラ社刊)
ナン・ミャ・ケー・カイン 訳/ウ・ミャー・ティン 監修

本書は、ミャンマーで出版され、約5,000冊がミャンマー連邦教育省を通じ、ミャンマーの全中学・高校に寄贈されました。
「本田宗一郎 夢を力に」

本田宗一郎 夢を力に

本田宗一郎 著(日本経済新聞社
ナン・ミャ・ケー・カイン 訳

本書は、ミャンマーにおける2作目の翻訳作品です。ミャンマーの教育省、情報省等を通じて大学や図書館等に寄贈させていただきました。本田宗一郎の生き方、人間的魅力をとおして、日本人のたくましさや生き方を、ミャンマーの人々に理解していただければ幸いです。
「宮沢賢治」

宮沢賢治

西本鶏介 著(ポプラ社
ティン・ティン・ナイン 訳

ミャンマー語版の3作目です。ミャンマー政府教育省や情報省を通じて学校や図書館、政府研究機関等に寄贈させていただきました。ミャンマーの多くの人々に、優しい心を持ち自然の中に生きた「宮沢賢治」の生き方を理解していただけたら幸いです。
「芥川龍之介短編集」

芥川龍之介短編集

芥川龍之介 著
河東田 ティンティンナイン 訳

本書はミャンマーにおける4作目の翻訳作品です。
短編で多くの傑作を残した芥川龍之介の洗練された多彩な語り口を、ミャンマーの人々にお楽しみいただくとともに、鋭い批評精神、また機知を込めて描きだされた人生の諸相を感じ取っていただければ幸いです。
「太宰治短編集」

太宰治短編集

太宰治 著
河東田ティンティンナイン 訳

本書はミャンマーにおける6作目の翻訳作品です。
日本の近代文学を代表する名作『走れメロス』のほか、太宰治の傑作短編『ヴィヨンの妻』『女生徒』『駈込み訴え』を収録した作品集です。
文芸活動が盛んで、関心も高いミャンマーの人々に、深刻なものから軽妙でユーモラスな作品まで、幅広い作風をもった太宰治独特の世界を感じとっていただけたら幸いです。
「松下幸之助 ~光と夢をもとめつづけた90年~」

松下幸之助

岡本文良 著(PHP研究所 刊)
島岡アウンチョーヘイン 訳

ミャンマーにおける7番目の翻訳作品です。
松下幸之助は、ミャンマーでも、よく名前が知られている企業の創設者であり、戦後日本を代表する経営者として、一代で世界的大企業を育てあげました。
つねに世と人の豊かな幸せを願い、その実現に力を尽くした松下幸之助の生涯をミャンマーの人々に紹介します。
                                                                                                                                                                                                                                                                                          
「福沢諭吉」

松下幸之助

浜野卓也 著(ポプラ社刊)
ナン・ミャ・ケー・カイン 訳

本書はミャンマーにおける8番目の翻訳作品です。
自由平等と学問の大切さを説き、明治維新以降の日本の近代化に大きな役割を果たした福沢諭吉の生涯をミャンマーの人々に紹介いたしました。
本書はミャンマーの公立図書館や、学校に無償で寄贈させていただいています。
 
ラオス
「野口 英世」

野口 英世

馬場正男 著
コンドゥアン・ネッタボン 訳

日本の図書「野口英世」がラオス語に翻訳され、ラオスで出版されました。ラオス国立図書館長コンドゥアン・ネッタボン氏の翻訳によるもので、ラオスでは最初の翻訳出版であり、「ジャパニーズ・ミラーズ」シリーズの15作目にあたり、国別では7ヶ国目になります。この図書は、学校や図書館などに寄贈されました。
「五体不満足 完全版」

五体不満足 完全版

乙武洋匡 著
チャンタソン・インタヴォン 訳

本書はラオスでの2作目、「ジャパニーズ・ミラーズ」シリーズの21作目の出版となります。自叙伝である「五体不満足 完全版」をラオスの多くの国民の皆さんに読んでいただくと共に、生まれながらにして四肢を持ち合わせなかった著者の人生を通じて、努力と周囲の協力の必要性を理解していただき、そして何よりも、希望と生きる力を得ていただけたら幸いです。本書はラオスの学校や図書館に寄贈いたしました。
「宮沢賢治」

宮沢賢治

西本鶏介 著(ポプラ社刊)
チャンタソン・インタヴォン 訳

本書はラオスにおける3作目の翻訳作品です。
人物伝である「宮沢 賢治」をラオスの多くの国民の皆さんに読んでいただくと共に、優しい心をもち自然の中に生き、自分の理想に向かって頑張った宮沢賢治の生き方を理解していただけたら幸いです。
「宮沢賢治童話集」

宮沢賢治 童話集宮沢賢治 童話集

宮沢賢治 著
チャンタソン・インタヴォン 訳

本書はラオスにおける5作目の翻訳作品です。
2010年に『宮沢賢治』の人物伝を出版しましたが、今回は彼の代表的な童話を収録した作品集です。彼の童話は、『銀河鉄道の夜』『風の又三郎』など、素朴な優しさ、美しさにあふれるとともに、自然との豊かな触れあいを感じさせることから、日本では国民的作家として愛されてきました。宮沢賢治の素敵な童話の世界をラオスの人々にも味わっていただけたら幸いです。

 

「松下幸之助物語」

松下幸之助物語

松下幸之助物語: 一代で世界企業を築いた実業家 渡邊祐介 著(PHP研究所刊)
チャンタソン・インタヴォン 訳

本書はラオスにおける6作目の翻訳作品です。
松下幸之助は両親を早くに無くし、生涯病気がちなど苦しい生活環境の中で数々の逆境を乗り越え、大企業を作り上げるという偉業を成し遂げました。その生き方を通して、自ら成長しながら人生を切りひらいていくことで誰にでも成功する道があることをラオスの人々と共有することができれば幸いです。

 

 

 

 

 

ベトナム
「本田宗一郎 夢を力に」

本田宗一郎 夢を力に

本田宗一郎 著(日本経済新聞社
グェン・トリ・ユン 訳

本書はベトナムにおける最初の翻訳本です。学校や図書館、政府研究機関等に寄贈させていただきました。「ドイモイ政策」で経済発展の著しいベトナムですが、本書を通して、企業経営者の倫理感等を理解していただけると幸いです。
「野口 英世」

野口 英世

馬場正男 著(ポプラ社刊)
ズオン・チ・ツェト・ミン 訳

本書はベトナムにおける2作目の翻訳作品です。野口英世博士は、日本の東北地方の貧しい農家に生まれ、幼い頃いろりで大やけどをして右手が不自由となる逆境にめげることなく、自分自身と戦い、たとえ失敗しても志を捨てず、より大きな目標に向かって努力に努力を重ねた人でした。彼の歩んだ道を知ることは、日本人だけでなくベトナムの人々にとって、学ぶ点が多いことでしょう。
「湯川 秀樹」

湯川 秀樹

二反長 半 著(ポプラ社刊)
ズオン・チ・ツェト・ミン 訳

本書はベトナムにおける3作目の翻訳作品です。
原子の中に中間子が存在するという理論を発表し、日本人として初めて1949年にノーベル物理学賞を受賞した湯川秀樹博士の伝記です。
世界的に有名な物理学者の生い立ちからノーベル物理学賞を受賞するまでの探究心に満ちた生涯を通じて、大胆な発想で未知の世界を追い求めた足跡を、ベトナムの人々にご理解いただければ幸いです。
 
「五体不満足」

五体不満足

乙武洋匡 著(講談社刊)
樋口ホア 訳

本作品はベトナムで4作目、「ジャパニーズ・ミラーズ」シリーズでは33作目の作品となります。
著者乙武氏の自叙伝である「五体不満足」をベトナムの多くの国民の皆さんに読んでいただくことを通じて、生まれながらにして四肢を持ち合わせなかった著者の人生から努力と周囲の協力の必要性を理解していただき、そして何よりも、希望と生きる力を得ていただけたら幸いです。
「14歳の君へ」

14歳の君へ

池田晶子 著(毎日新聞出版刊)
ズオン・チ・ツェト・ミン 訳

本書はベトナムにおける5作目の翻訳作品です。
なぜ人は生きるのか?何のために生きるのか?10代の若者がよりよく生きていくために考えておきたい事柄を「友愛」「個性」など16のキーワードにまとめ、好評を博した「人生の教科書」です。ベトナムの若い世代にも人生を送るための指針として読んでいただければ幸いです。
「生きてるだけで100点満点 99歳のぼくから君たちへ」

生きてるだけで100点満点

日野原重明 著(ダイヤモンド社刊)
樋口ホア 訳

本書はベトナムにおける6作目の翻訳作品となります。
2017年に105歳で亡くなった医師・日野原重明氏の「平和の尊さ」や「いのちの大切さ」を伝える子ども向け自伝書です。
日野原氏は、大病、戦争、親族の不幸などさまざまな試練を何度も乗り越え、そのつど新たな生きがいを得て、医師になる夢を実現しました。
100歳を超えてなお現役医師であった先生からのメッセージを、ベトナムの皆さんにお届けできれば幸いです。       
「銀河鉄道の夜」

銀河鉄道の夜

宮沢賢治 著
ズオン・チ・ツェト・ミン 訳

本書はベトナムにおける7作目の翻訳作品です。
素朴な優しさ、美しさにあふれ、自然との豊かな触れ合いを感じさせる宮沢賢治の代表作『銀河鉄道の夜』のほか、『よだかの星』『注文の多い料理店』の3作品をベトナムの人々に紹介いたしました。